2010年09月08日
GoogleのSEOにかなり強くなるマニュアル
久しぶりのブログ更新です。
Yahoo!の検索エンジンがGoogleになるという発表があってから、約40日が過ぎました。
現在、Yahooでは上位表示しているけれど、Googleでは上位表示されていないという方の中には、戦々恐々とされている方も多いようですが、正直なところ、アルゴリズムが変動しやすいYahooに比べれば、Google対策の方がはるかに生産性のあるSEOができると思います。
Googleでの上位表示は、コンテンツ戦略をきちんと設計しておけば難しくありません。
今回は「Google SEOにかなり強くなるマニュアル」と称して、Google SEOを行う上で重要な「5つのノウハウ」をご紹介させていただきます。
1、コンテンツを自社ドメインの中に集約する。
最近、TwitPicなどを介して、面白い写真がはてなブックマーク(以下はてブ)されるケースが増えてきました。
中には数百のはてブが付いている写真もあり、そういう写真を見る度に僕は「勿体無いなあ」と思うのです。
http://b.hatena.ne.jp/search?sort=count&count_order=desc&or=&q=twitpic&url=&ex=
なぜ勿体無いかというと、その写真に向かって張られたリンクは、別のドメインに対するリンクであり、あなたのサイトのリンクスコアにならないからです。
リンクスコアにならないということは「ドメインパワー」が強化されません。
「ドメインパワー」とは、そのドメインが持つ信頼度のことなのですが、Googleでの上位表示に不可欠な要素です。
Googleでは、ドメインパワーの高いドメインにアップされたコンテンツが、「信頼のおけるコンテンツ」として上位表示されやすい傾向があります。
例えば、当ブログのドメイン「seo-keni.jp」は、そこそこリンクが集まっているのですが、以前書いた「マスク在庫」の記事が、「マスク在庫」のキーワードで今も1位表示され続けています。
SEOに関するブログなのに、「マスク在庫」で上位表示されているのです。
これはドメインパワーによる現象です。
少し話を戻しますが、ドメインパワーを上げるためには、あなたのドメインにどんどんリンクを集める必要があります。
昔は、「SEOに関するブログならSEOというアンカーテキストでリンクを集める」、という傾向がありましたが、単純にドメインパワーを上げるなら、リンクの専門性にこだわる必要はありません。
とにかく、色々なブログやサイトから多様性のあるリンクを集めれば良いのです。
(※但し、集客するキーワードのバリエーションが増えると、Analytics等のコンバージョン計測に支障が出る場合がありますので、バランスに配慮して下さい)
そう考えると、あなたが会心の写真を撮影した際、すぐTwitPicに投稿するのは少し待った方が良いかもしれません。
面倒でも、自分のドメインの中に写真をアップし、そちらにリンクを張ってもらう方が、ドメインパワーの向上に繋がるからです。
勿論、各写真アップサービスには、twitterでのコメント表示ができるなど利点もあります。
ソーシャルメディアとして使う利点はありますので、ご自身で選択していただければと思います。
最近、ユーザーが記事を投稿するサービスなどが増えてきましたが、実はGoogle SEOにおいては、非常に理想的なモデルです。
ユーザーから投稿された記事にリンクが張られることで、その運営元のドメインパワーがどんどん強くなっていくからです。
ドメインパワーが強くなると、狙った時期にキャンペーンを仕掛けやすいという利点もあります。
2、「H1は最上部」という考え方は捨てる。
ほとんどのサイトがH1タグをページの最上部に持ってきていますが、ぶっちゃけ、見出しの論理構造さえ成立していれば、H1はソースのどこにあっても良いような気がしています。
例えば今のGoogleは、ソースの中を解析して、どこがメニューエリアであるとか、どこがフッターであるとか、セクション毎の重要度を大体認識していると言われています。
それを考えると、重要なキーワードを必ずしもソースの最上部に置く必要はなくて、例えば、H1などは、記事コンテンツエリアの中の見出しに使うのがベストかもしれません。
(※「H1」はサイトタイトルに使うべきで、記事タイトルには「H2」という考えもありますので、その辺りは自己責任でお願いします)
うちで販売しているSEOテンプレートの新バージョンは、H1を記事コンテンツエリアの中の見出しに設定していますが、今のところ、特に問題はないようです。

3、記事を毎日増やし、できるだけ多くの記事を紹介する。
記事を毎日増やし、できるだけ多くの記事を紹介します。
これまで「更新頻度」に関しては「どうでもいいや」と思っていましたが、最近のGoogleでは、順位に大きく影響しているように感じています。
そのきっかけは、うちが運営している「A」というテストサイトが、某キーワード(※)で1位に表示され始めたからです。
(※月間検索数約2万回のキーワードです)

そのサイトは約8ヶ月前から運営しているテストサイトですが、毎日3〜5記事の新規投稿を続けています。
しかし、実はまだ殆ど「被リンク」がありません。(ツイッター上で5回呟かれた程度)
Googleでの上位表示に欠かせない被リンク。
それが致命的に少ないにも関わらず、1位表示されている。
その理由を考えてみたところ、あることに気付きました。
そのAというサイトは、各記事ごとに、同じジャンルの他サイトの記事を一つ紹介するようにしています。
例えば「SEOセミナー」に関する記事を書いたら、他のブログのSEOセミナーの記事も紹介しています。
つまり、一つの記事の中に、同じジャンルの記事への「発リンク」が必ず一つ入る形になるのですが、発リンクの張り方次第で、優秀なハブサイトとして認識されることがあるようです。
「同業他社には絶対にリンクを張らない」というページランク依存症にかかっている方に、是非一度お試しいただきたい方法です。
4、有料リンクに走らないようにする。
SEOのリンク対策として「有料リンク」を購入されている方もいらっしゃると思います。
有料リンクはGoogleのガイドライン違反とはいえ、それなりに効果はあります。
お金を払うだけで上位表示する?有料リンク。
甘い誘惑ですが、厳しいペナルティと表裏一体であるということは認識しておいて下さい。
Googleでペナルティを受けてしまうと、Yahoo!の比ではありません。
まず、ターゲットキーワードで一切上位表示されなくなります。
また、社名によっては、一般名詞を使用している場合、検索結果に表示されないケースがあります。
例えば、「株式会社ランディングページ制作」という社名だとすると、「ランディングページ制作」というキーワードで検索しても、一向に見つからなくなります。
その場合、「株式会社ランディングページ制作」とフルに打ち込むとインデックスされていることが確認できるのですが、通常、会社名を「株式会社」付きで検索されるケースは少ないと思いますので、多大な機会損失となります。
なぜこのようなことが分かるかと言いますと、最近、有料リンクのペナルティにかかったと思われる方が、よくご相談に来られており、ペナルティ解除の依頼案件が増えてきたからです。
よく見かけるケースに、すでに有料リンクでペナルティを受けているのに、さらに別の有料リンクでリカバリさせようとするケースがありますが、これは意味がありません。
火に油を注ぐようなものです。
有料リンクの契約でペナルティ判定されたがために、これまで培ってきたリンクスコアが大幅に下落する。
有料リンクは諸刃の剣であるということを認識していただき、怪しげなリンクは購入しないようにして下さい。
5、継続してリンクが集まる仕組みを作る。
Googleには「QDF」というアルゴリズムがあり、急激に話題になったコンテンツ(記事やサイト)が、優先的に上位表示される仕組みがあります。
例えば、はてなブックマークでホッテントリに入った記事などは、高い確率で上位表示されます。
うちの過去の例ですが、「秘書ったー」というサービスが、サービスリリース後、「秘書」というキーワードで2位になったり、Googleアドセンスに関して書いた記事が「アドセンス」というキーワードで3位になったりと、実際に多くの現象を確認してきました。
というわけで、「ホッテントリ入り = QDFアルゴリズムで上位表示」という図式が浮かぶのですが、このQDFアルゴリズムには注意点があります。
それは「QDFによる瞬間的な上位表示は、長く続かない」ということです。
瞬間的に上位表示していたコンテンツが、一日ごとに順位が下がり、最終的には100位圏外になった。
そんなケースも多くあります。

上記はケーキマンがドメインの更新を忘れた例ですが、それはさておき、なぜ順位ダウンが起こるかというと、上位表示後、継続してリンクが集まっていなかったからです。
これは僕の推測ですが、おそらく、継続してリンクが集まらないコンテンツは「常に需要があるコンテンツ」と見なされなくなり、SEOスコアが下がるのだと思います。
そのため、順位も変動しやすくなると。
つまり、本当にGoogle SEOに強いコンテンツを作るのであれば「継続してリンクが集まる仕組み」を考えておく必要があります。
例えば、以下のようなコンテンツだと、継続してリンクが集まりやすいでしょう。
1、ジャンル特化型のリンク集
自動登録型の相互リンク集を作ります。
SEOに詳しい方達は「●● 相互リンク」というキーワードをよく用いますので、そういった方々をターゲットにすれば、どんどん登録サイトが増えてきます。
ここでのポイントは、放ったらかしにしないことです。
できるだけ質の高いリンク集を意識します。
無機質なアフィリエイトサイトなどは、管理者に連絡し、時には相互リンク提携を解消することも重要です。
自動登録型リンク集とはいえ、あくまでもシステムを自動化するだけで、中身にはしっかりこだわるということを忘れないで下さい。
「Yomi-Search」などのシステムを使われるのも良いのですが、デザインで差別化するために、自社で専用のリンク集を構築されることもお薦めします。
「相互リンクは効果がない」という方も多いかと思いますが、そんなことはありません。効果の無い相互リンクを結んでいるだけです。
2、保存版コンテンツ
需要が継続してありそうなジャンルに特化して、「マニュアル系コンテンツ」を作成します。
例えば、ノウハウ系記事はリンクが張られやすいと思います。(デザインノウハウや、仕事術、レシピなど)
特に「永久保存版」や「決定版」などの言葉をタイトルに入れると、さらにリンクが張られやすいです。
http://www.seo-keni.jp/blog/2009/08/seo_28.html
http://b.hatena.ne.jp/search?q=%E4%BF%9D%E5%AD%98%E7%89%88&sort=count
日本のIT業界には「あとで読む」文化が浸透しているようなので、「あとで読む」人達へ向けたタイトルネーミングは重要です。
まとめ記事なんかも、ある種「あとで読む」文化の産物だと思います。
3、紹介系コンテンツ
例えば、あるテーマに絞って、そのテーマについて書いているブログを紹介し、記事を引用後、自分の意見を書く。
そうすることで、ブログオーナーさんと、お互いの記事のリンクを張り合いながら、ディスカッションができます。
議論が白熱した場合、熱と熱のぶつかり合いとなり、さらなる熱が生まれるわけですが、その熱が魅力的なコンテンツとして映ったりもします。
大切なのは、A+Bではなく、A×Bであると考えること。
例えば、(5+3)÷2=4の考え方でなく、5×3÷2=7.5というイメージです。
4、素材配布系コンテンツ
著作権フリーの写真・画像、フリーフォント、音楽素材などは、継続的に需要があります。
「見出しタグに使えるデザイン」など、特定の用途に使う素材は特に需要があります。
Ustreamが流行っていますので、番組のサウンドロゴが簡単に作れる音楽素材とかも需要がありそうです。
うちでも作りたいのですが、低い声で英語をかっこよく話せるナレーターさんを募集しています。
また、ブログパーツの配布などもまだまだ効果的です。
ブログパーツはあまり需要がないように思われるかもしれませんが、ブログ初心者の方などにまだまだ需要があります。
ブログパーツを紹介するポータルサイトで、お気に入りのブログパーツを探す人も多いようです。
ブーム性の高いブログパーツ(ワールドカップネタなど)は、継続して貼られにくいのですが、例えば、癒しの音楽が流れるようなシンプルなブログパーツが、実は人気あったりします。

ちなみに、上記のブログパーツはヴァイオリニスト松尾依里佳さんのサイトで配布しているブログパーツです。
この度、関西の人気番組、探偵ナイトスクープの次期秘書に就任されたようで、びっくりしました。
当方、「松尾シゲオキ」名義で作曲家としても活動しており、松尾依里佳さんのデビューアルバムの作曲・プロデュースをさせていただいたのですが、素敵なヴァイオリニストさんです。
現在オフィシャルサイトでそのCDの試聴ができますので、もし宜しければ、お聞きいただけたら幸いです。
話は変わりますが、今週の9月9日、午後7時半より、京都烏丸御池の新風館で行われる「IT飲み会」というイベントで、「Googleに強いSEOノウハウ」というお題でプチセミナーを行います。
お酒を飲みながらお聞きいただけるセミナーですので、もし宜しければ、是非お越しいただければ嬉しいです。
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