2009年02月24日
ユーザビリティテストと「poo(プリントアウト最適化)」
気がつけば2月も終わり。
1ヶ月近く、このSEOブログの更新ができていませんでした。
「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性がありますとは?」の記事って、一体いつの話だよ、っていう感じです。(SEO業界は変化が早いので)
で、1ヶ月近く更新していなかった当SEOブログの順位はというと・・・・・・
・・・
特に変化ありません。
今月は賢威のリニューアル作業でてんてこまいでした。
自社商品の話をするのもあれなんですが、今回のテンプレート改良の第一のテーマを「ユーザビリティの改善」に定め、色々なことを試しました。
その一つが「ユーザビリティテスト」の導入。
「ユーザビリティテスト」というのは、一般の方を招いて「どこがクリックしやすい」とか「どこが見にくい」とか、そういった意見を出してもらい、サイトの見やすさや使いやすさをチェックする作業のことですが、一般ユーザーの方の生のご意見はとても参考になりました。
ユーザビリティテストなんてする暇が無いという方は、Google Analyticsのクリックパターンを見るだけでも、気付くことが多いかと思います。

ユーザビリティテストをしている風景を写真で撮って、当ブログの記事にしようと思っていたものの、見事に写真を撮るのを忘れました。
ユーザビリティテストの最後は、なぜかカレーパーティーになっていました。
実はカレー大好きなんです。
カレーと言えば、最近、キッチン飛弾のカレーにはまりました。
レトルトカレーですが、すごく美味しいです。
さて、ユーザビリティテストと言えば、今回の賢威テンプレートには、
プリントアウト最適化(略して「poo」)を取り入れました。
「poo」は「ぷー」ではありません。
「ピーオーオー」です。
一応「print out optimization」の略で、当方の造語です。
最近略語を作るのが流行っているみたいなので、すかさず便乗してみます。
そういや、うちの事務所では最近
「ぷー、確認お願いします!」
「ぷーぷーぷーぷーやかましい!!」
という声が飛び交っています。
誰一人「ピーオーオー」なんて言ってませんでした。
ああ、切ない。
さて、気を取り直して、「poo」とはどういうものなのか説明します。
その前に。
一度、皆さんが運営されてるブログやサイトをプリントプレビューしてみて下さい。
ブラウザの設定にもよりますが、プリントアウトがきれいに行えますか?
うちのブログなんて途中からスコーンと切れてしまっています(爆)
何の自慢にもなりません。
やばいですね、この状況。
ていうか、このブログのテンプレート、早く差し替えないと。
いつまで賢威1.0使ってるんだか・・・。
で、「poo」とは、そんなブログやサイトをきれいに印刷するためのテクニックです。
そんなテクニック、今更紹介するまでも無いだろ、という声が飛んできそうですが、要はSSのメディアタイプの「print」に「プリントアウト用のCSS」を割り当ててやればOKって話です。
プリントアウトのためだけのCSS設定ができると知りながらも、実際には行動に移せていない方って、少なくないんじゃないかと思います。
プリントアウト時に完璧なWebレイアウトを再現するのは不可能に近いです。
色々な制約がありますので。
ですので、ここでは皆さんに「捨てる勇気」を持ってもらいたいと思います。
例えば、下記のソースは賢威4.0で使用しているソースですが、共通のメニューなど、印刷時に必要無いと想定される部分は「display: none」で隠してます。
(必要に応じて「!important」を追加して下さい)
「あ、隠しテキストだ」なんていう、空気を読まないご意見は無しでお願いします。
上記の設定はプリントアウト時のみに適応されますから、普段はきちんとコンテンツが表示されています。
もしこの設定でSEOペナルティを受けるのだとしたら、怖くてサイトなんて作れません。
上記はあくまでも、うちのテンプレートで使っている設定ですが、上記を参考にしていただいて、皆様のサイトやブログに合ったCSSを書いていただければと思います。
で、もし、皆様のサイトがimport用のCSSを作って、他のCSSを読み込んでいるのなら、下記のような感じに設定すれば良いでしょう。
ほんでもって、HTMLでのCSSの読み込み設定は下記のようにしましょう。
HTML内で下手にメディアタイプ(media)を指定しないのがベターです。
CSS内で制御できる部分はCSS内で制御してしまいます。
というわけで、HTML内に書くメディアタイプ(media)は空欄にします。
IEの場合は「背景の色とイメージを印刷する」にチェックが入っていないと、CSSの「background」プロパティが反映されないので、ご注意を。
(サイトのどこかに注意書きをしておいても良いかもしれませんね)
一例としては、下記のような感じになります。
(下記は賢威4.0の100ある3カラムデザインの中の1つです。総デザインは2,200あります)

上記のページが、印刷時には下記のようなシンプルな印刷プレビューになります。

◆
「普通にサイト作れば、プリントアウト用CSSなんて作らなくても問題ないぞ」というご意見もあるかと思いますが、SEOに強いソースの書き方をした場合、崩れることがあるんです。
毎度ソースの上部に来るヘッダー部分なんて邪魔者以外の何者でもないですから、当方がサイトを作る場合、たいていCSSの絶対配置テクニックを使ってソースの最下部へ追いやっちゃいます。
一からソースを組むのは結構大変なので、うちなんかはテンプレート化しちゃってますが。
そのテクニックはアクセシビリティーの面でも有効で、音声ブラウザが毎度毎度、最初に同じ文章を読むことを防ぐことができます。
あと、pooをうまく取り入れることで、訪問者がプリントアウトした際の余計な「インク」の使用を減らすことができますね。
なんと、pooは環境に優しかった!
京都議定書より現実味のある環境対策かもしれない!
そして、もしかすると、下記のようなサービスもスタートするかもしれない!

需要は無いですか。
そうですか。
冗談はさておき、pooは、簡単な仕掛けでユーザビリティーを高めることができますので、訪問者へのちょっとした気配りになるかもしれませんね。
◆
この記事の冒頭で、賢威テンプレートのリニューアルが終わったと書きましたが、サポートページも勢いでリニューアルしてしまいました。
あとはセールスページのリニューアルが残っています。
セールスページをリニューアルするのって、なんだかあまり面白くありません。
テンプレートのバージョンアップやサポートページのリニューアルとかは大勢の方が喜んでくれるので、たとえ無料でも頑張ってしまうのですが、自分のセールスページってなんだか・・・。
ああ、起業家らしからぬ発言。
どうも自分のことになると、あまりテンションが上がらない性格のようで、これはあまり良いことではないですね。
世の中には商品の内容より、商品を売り込むための長いセールスページの制作に命を注いでいる人もいるというのに。
よし、近々気合い入れてリニューアルしよう。
とりあえずは、このブログのデザインやソースをなんとかしよう。
PS:
久々のブログ投稿で、どんなテンションで投稿したら良いか分からなくなってます。
こんなノリだったっけなあ。
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2009年02月01日
「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」とは?
1月31日午前11時53分現在、うちのPCでGoogle検索を使うと「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」というリンクがすべての検索結果に表示されています。
初めて見る現象なのですが、これってうちの回線が原因なのでしょうか??
Google検索で表示されたサイトへまったくアクセスできない状態に・・・。
(別のPCに切り替えても同じ症状です)

クリックすると下記のような画面が表示されます。

今はとりあえずYahoo!検索を使っていますが、なんなんでしょうこの現象は・・・。
ちなみにアドワーズのスポンサーリンク、イメージ検索は問題ありませんでした。
もしこの現象が皆さんの環境でも起こっているのだとしたら、スポンサーリンクのクリック率がすさまじいことになる気が・・・・。
2月1日午前0時17分
問題の現象が回復しました。
全国規模の障害だったようですね。
多くの方がブログで言及しています。
→Googleブログ検索「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」
ついでに勝間さんのブログでも。
この時間でもGoogleをガンガン使ってらっしゃるんですね。
さすが、Google化推進委員長。
「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」というメッセージは、Googleが独自の基準で表示するものらしいですが、@ITさんのサイトの記事によると・・・
→国内サイトにも警告――グーグルのマルウェア警告機能に存在感
グーグルがサイトを判定する基準は、スパイウェア対策プロジェクト「StopBadware.org」のレポートがベースだ。同プロジェクトはグーグルやサン・マイクロシステムズ、レノボ、ハーバードロースクール、オックスフォード大学が主導している。グーグルが欧米で警告メッセージの表示を始めたのは 2006年8月。
欧米では2006年から導入されているとのことです。
欧米ではこんなトラブルがあったのでしょうか??
今回は全キーワードの全検索結果に表示されていましたので、さすがにびっくりしてしまいました。
何の問題も無いサイトでも、あんなメッセージが表示されていると、アクセスすることを躊躇いますよね。
今回は数十分間の障害だったようですが、影響を受けた商用サイトは多いのでは??
「おたくのサイト、コンピュータに損害があるってメッセージが出てるんですが、大丈夫なんですか!?」
・・・という感じで顧客から突っ込まれているサイトもあるかも。
ITmediaニュースによると、今回の騒動は人的ミスだったようです。
→Googleに不具合 全検索結果に「コンピュータに損害を与える可能性」とメッセージ
→Google検索、世界で不具合 「人的ミス」で全URLに「コンピュータに損害を与える可能性」
31日朝、GoogleはStopBadwareから最新のURLリストを受け取ったが、「人的ミス」で、リストに「/」という文字がURLの1つとして含まれており、「/」の入ったURLすべてが――つまり世界中のあらゆるURLが、問題のあるサイトと認識されたという。
「/」が入っているURLをすべて弾くとは、恐るべし・・・。
「http://」の時点で「/」が二つも入っていますが(爆)
今回はGoogle側の大規模なトラブルでしたが、実際に「コンピュータに損害を与える可能性」のあるサイトも存在していますので、今後、同メッセージが表示された場合は、きちんと忠告として受け止めた方が良いようです。
下記は、Googleの警告を聞かず、問題のあるサイトをクリックして実際にウイルスに感染し、OSを再インストールする羽目になった人のお話です。
→Googleで、「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」って警告しているサイトをクリックしてみた。
おそろしや、おそろしや・・・。
それにしても、今回のトラブルは夜分遅くの時間に起こったトラブルだったのに、皆さんピックアップが早いですね。
SEMリサーチさんもさすが早かった。
→Google、検索サービスで障害発生 - 『このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。』
このスピードを日本の閣僚に見習って欲しいものです。
PS:
午前4時45分現在、Google Japanのブログを見ても、今回の騒動に関するアクションがまだ無いようです。
かなり大きなトラブルだったと思うんですが、ブログは1月30日の「Google Chrome Out of Beta Party」というパーティーのレポートで止まっています。
2009年02月01日|トラックバック (0)
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